Inland Tsunami
ここワナカは雨が少なく乾燥している地域です。
そんなワナカの山肌はいつも茶色です。
ところが、最近雨が多いのです。
何度も、湖が溢れる洪水の警報が出ています。
ホリデーで出掛けていた隣人ジェフは、2週間ぶりに帰宅して、「山が緑になってる!今までにこんなの見たことない!」って興奮してました。
1週間前までは水が溢れていたアウトレットトラックへ今日行って来ました。
スタート地点の看板は洪水警告のまま。まだまだクルーサ川の水は多いものの、全て問題なく歩けるようになってました。
普段はこの横に生えてる柳の下は水が無く、子供が木登りして遊んでるんです。
ちょっと水は濁っていましたが、釣りを楽しむ人も見かけました。
あさって15日にはここはトライアスロンのランニングコースの一部として利用されます。
2.5kmを往復してから、この景色でサンドイッチを食べ、幸せなお休みです。
それにしても、お隣のオーストラリア、ブリスベンでも大変なことが起こってますね。
こちらの新聞でも一面で取り上げられています。
印象深いタイトルなので紹介します。
津波はもう世界でTsunamiという単語になっています。
地震の影響で海の水位が高くなる津波です。
でも、今回新聞のタイトルには
「Inland Tsunami=内陸の津波」と書かれていました。
最初は何のことやら、分からなかったけど、鉄砲水が起こり、川の水位が上がり、街の中心部が洪水になり、家が流され、多くの人が亡行方不明に・・・・・
そんな、状況をただのFloodと表現したくなかったのでしょう。
オーストラリアのマスメディアでも Inland Tsunamiと報道されているようです。
ブラジルでも大変な洪水が起こっているんですね。
これも地球温暖化のせいなのでしょうか?