ご近所の犬たち

ごーいんぐ

2013年04月02日 10:50

この街のペット比率は非常に高く、しかも放し飼いの比率も高いんです。

つまり、猫はもちろん、犬でさえも勝手に一人散歩。
繋がれていない犬がそこらじゅうにいます。
飼い主同伴の散歩中でも、綱に繋がれてる犬の方が少ない!
今朝、マウントアイアンへ散歩に出かけました。たぶん、10匹以上の犬は見たと思いますけど繋がれてる犬に会うことはありませんでした。

ペットを持っていない私は、近所の犬たちと触れ合うのが楽しみ♪
今日はご近所の犬を紹介します。

まずはお向かいのラブラドール。
朝、御主人とたぶん玄関(敷地が広いので我が家から玄関は見えません)から繋がれずに歩いて通りに来ます。
そして、道路から、敷地に投げ込まれた新聞を加えて、御主人に渡すのです。
かしこ~い!!


そして、次にお友達のライリーちゃん。



この飼い主は知り合いですが、いつでも勝手に散歩に連れてってくれって言われてます。
この犬、とっても面白いんです。
私たちを見つけ目が合うと、尻尾がピッと立ち、嬉しそうに顔が笑うんです。
そして、ワンワン吠えて、「散歩行こう!散歩行こう!」って走り出して誘うのです。
ものすごい、体力でどこまでも遠くへ森の方へ走って行ってしまうのです。でも、時々、私たちがどこへ向かってるか気にして見てるんです。
かと言って、決して側を歩く訳ではなく、常にかなりの距離を先に行ってるんですね~。たまに、私たちがその途中で曲がったりして、視界から消えると、遠くからいろんな家の中、を適当に超えてまたワンワン吠えながら「見つけたよ!見つけたよ!」ワンワンって吠えるんですよ。
彼女には豪邸もきれいに手入れされたイングリッシュガーデンも関係なくかなりの高い塀も乗り越え、縦横無尽に走り回るのです。
散歩を一緒にしてるって言うか・・・・
ほとんど、触れ合うことなく、勝手に先を走ってるって感じです。
私たちが自分の家に帰ると家まで付いてきます。
ライリーはいつまでも遊んで欲しくて、決して自分から家には帰りません。
もうこちらはいい加減歩き疲れて、クタクタ・・・・
私たちが5km歩いてるのに対し、ライリーは走ってそこらじゅう寄り道しまくるので、4倍以上は動いてる。
しかし、ライリーは水を口にした途端、息を吹き返し、「遊ぼう!遊ぼう!」ワンワン・・・・
ライリーの家まで送るのに歩いて片道15分・・・往復30分・・・
もう無理!
車で送る??
車のドアを開ければちゃんと乗り込んで来ます。
車で家まで送り、車からおろしても、また吠えて「また行こう!また行こう!」の繰り返し!
最後はきつく「Go home!」と家を指差します。
そしたら尻尾がタラ~って下がるんです。
そして、なんども寂しそうな顔で振り返りながらトボトボ家に帰って行くのです。
最近は、勝手に散歩してる、ライリーと偶然に会う機会が多く、見つかるとこの繰り返し(笑)
実に面白い、憎めない子です。
この飼い主もまた、ライリーがどこで誰と何をしてるか全く把握してない、超能天気(笑)




次はディビットくん。



ラブラドールのオスです。
たぶん40kg弱?
これがライリーと全くの対照的な犬で、吠えない、動かない。
とにかく、王者のようにデ~ンとしてるのです。
夏の暑い日は家の外の木陰で寝てます。
暑くて、辛いのか、全く動かず・・・・
なでると、手足を大きく伸ばしお腹丸出し、「なでて~」ってせがんできます。
なでる手を止めると、尻尾を振り、「もっと、もっと」って合図。
それでも、なでないと前足を私たちの膝や顔に乗せてきて、せがみます。
ちょっとへこたれると、ディビッドに会って癒されます。
一度でいいから、彼の声を聞いてみたいような・・・
小さい犬が吠えようと、前を通ろうと、全く我関せず!
まさに王者の貫録!!
涼しい日、たまに数十メートル付いてくることがありますが、大抵はお腹を出したままの状態で見送られます。
後追い・・・してくれません。
ていうか、もうちょっと別れを惜しんでくれても良くない?
スーパードライ ディビッド

ここではペットを繋がないので、多々問題もありますが、ペットにとっては自由でストレスフリーな生活だと思います。
庭に放されてるだけでも、庭が広いので、幸せでしょうね。
職場へも犬同伴って人も結構います。

きっと動物嫌いの人はここでの暮らしは大変だと思います。
私は、家の前に犬のウンチがあると、頭にくるものの、大抵はフレンドリーな犬に癒されてます♥