南半球のクリスマス

ごーいんぐ

2009年12月24日 16:46

こちらは夏至が過ぎたばかりの夏真っ盛りです。
クリスマスといえば、スノーマンや、モコモコの服を着たサンタ、ホワイトクリスマスです。
しかしここでは、Tシャツや上半身裸に帽子だけのサンタも見かけます。

私は今年初めて、この夏のクリスマスと言うものと本場クリスマスの文化の国と言うものを経験します。
去年のこの時期私は日本に居ました。
そして、おととしは、ここに居ましたが、まだまだ、ここの暮らしに密着してなくて、今思えばよく分かっていませんでした。

クリスマスは日本の正月のような日になります。
遠く離れた家族が集まって一緒に食事したり、休暇を利用して旅行したり。年賀状はないけど、クリスマスカードはお世話になってる人に送ります。
日本では、クリスマスイブが大切な日でしたが、ここではイブは普通の日です。明日のクリスマスの準備の日ですね。
職場では仕事収めのような感じがしましたね。休み前の準備が忙しくて、パタパタ・・・・
皆に今日は何をするのか聞いてみましたが、明日に備えて、胃を休ませるとか、明日のためにまだクリスマスプレゼントラッピングやそれに添えるカードを書くなんて言ってました。
もうすでに家族や親戚が集まってる家では、ゆっくり歓談するそうです。
明日は家族で豪華な食事やお酒を楽しむそうです。七面鳥なんかが一般的です。

そして、今日の挨拶は、皆メリークリスマスとかHave a good christmas day!となります。親しい友人や仕事仲間とは男女問わずハグをしながらでMerry christmasと言います。人によってはほっぺにキスも付いてきます。男同士は握手らしいです。アジア人である私にも、同じように接してくれます。

プレゼントはボスや友人などは前日までに渡してくれます。
必ず、カードとメッセージが付いてきますね。
家族の中ではサプライズプレゼント交換です。
クリスマスの朝に開けるのです。
それまでは、ツリーの下に置いてあるか、イブの夜にこっそり枕元に置いておきます。
日本のように「クリスマスにあれ買って~」とか一緒に買いに行くなんて風習はないのです。
ましてや、恋人達のものでもありません。
かと言って、聖なるものでもありません。
ほとんどの人は宗教からはかけ離れた行事として過ごしていますね。

ここ2週間くらいはプレゼントに何を買うかって話題でいっぱいでした。
友人カップルの場合、私は彼らのそれぞれ用意してるプレゼントを知ってるけど、まだ当人達は何をもらえるか明日まで知らないんですよね~
友人は先日彼女に買って来たイヤリングをズボンのポケットに隠し持っていた時に、彼女にビッグハグとキスを求められて、バレないように体をひねって不自然だったなんて話してくれました。

なんとも微笑ましい話です。



Merry Christmas