2010年05月09日
伊勢えび暗殺者
しばらくブログをサボっていましたので、久しぶりです。
私のこちらで大好きなTV番組がありました。
「Master shef of NewZealand」という番組です。
一般素人の料理上手さんたちが毎週いろんな課題を真剣勝負でチャレンジして、どんどんふるい落とされ、数ヵ月後、勝者はとってもステキな商品がもらえるとと言うものです。
最初は100人くらいからスタートし、最後の一人になるまで、毎週いろいろと戦う訳です。
もう残り10人くらいになったある週、課題は、シーフード料理でした。
参加者の一人である60代の女性が、大きな白身魚をレモンとホイル焼きにしました。それを試食した他の有名シェフは、なんとこう言ったのです。
「tast like fishy」(魚臭い味がする)
私はTVに向かって叫んでました。「当たり前ジャン!魚なんだから魚の味はするでしょう!」
こちらの魚料理は、魚の臭みを消すためなのか、コッテリソースやハーブをたくさんかけて食べるのが一般的です。
塩だけで食べる人はいません。
さらに若い女性が、生きた伊勢えびを沸騰したお湯に入れました。私は、普通に見てました。
特に、なんの感情も生まれなかった訳です。
しかし!
ジャッジの有名レストランのシェフが彼女を批判したのです。
彼女の行為は伊勢えびに失礼だと、なんと残酷なことをするのか!と言うのです。
生きてる伊勢えびをそのまま料理するなんて、言語道断というようなことを言ってたと思います。
私は「え~?じゃ、どうやって料理するのよ?」と疑問符?
そんな、メチャクチャなジャッジをする人達が、この国では名の通った有名シェフってのが、面白い。
NZ恐るべし!
もちろんその人達はその日ふるい落とされました。
しかし、伊勢えびの彼女は、翌日の同TV局のゴールデンタイムの特集番組に登場しました。もちろんそのジャッジしたシェフと共に・・・・
彼らを紹介するために、名前が字幕で出ました。
シェフは名前とトップシェフの肩書き。
彼女は、名前と「Creyfish assassin」日本語訳にすると「伊勢えび暗殺者」と紹介されていました(爆笑)
その番組の中で、シェフは伊勢えびは冷凍庫でゆっくり眠るのを待って、その後調理するか、ナイフで一刺し、一瞬で殺してから、調理すべきと言っています。それが伊勢えびに対しての尊敬の念であると。
そして、その場で実践しナイフで刺し、これで彼はもう死んだと言ってます、しかし、番組が終了するまでなお、伊勢えびはまな板の上で動いているのです(笑)
これも残酷なお話です。わざとにカメラはその動いてる様をアップで撮ってましたねあれは(笑)
さらに、頭を切ってしまっているので、味噌とか食べられなくなってるのでは???
彼はまた、日本の札幌でうなぎを生きたまま皮を剥いでいたのをみたけど、それは、全く持ってよくないことだとも言ってます。
一番美味しい方法で全てを無駄なく食べてあげることこそ、尊敬の念であると教育されてきた私達からしてみると、ばかばかしい。
もちろん、世界の中で正しい、料理法は彼女の方です。
この番組が放送された理由としては、賛否両論あったからだと思います。
私達からは考えられない事ですが、多くの人が、「沸騰したお湯に生きたまま入れるなんて残酷~」って思ったのです。
私個人の意見ですが、結局は殺して食べてしまうのですから、その方法はどれでも結果は同じではないか?それなら美味しく食べたい。私達は皆暗殺者であるのだから。
英語ですが、興味のある方は見てみてください。
英語の勉強にもなりますよ~♪そして、この英語を理解できた方は、爆笑できるはずです。
http://www.stuff.co.nz/entertainment/tv/3541983/Crayfish-outcry-over-Masterchef-NZ
左のcreyfishの映像をクリックすると、その特集番組が見れます。
何も写真がないので、今週作った私の料理です。
先日友人宅で食べた、料理を真似て作ってみました。
野菜とカニかまの寒天寄せです。

私のこちらで大好きなTV番組がありました。
「Master shef of NewZealand」という番組です。
一般素人の料理上手さんたちが毎週いろんな課題を真剣勝負でチャレンジして、どんどんふるい落とされ、数ヵ月後、勝者はとってもステキな商品がもらえるとと言うものです。
最初は100人くらいからスタートし、最後の一人になるまで、毎週いろいろと戦う訳です。
もう残り10人くらいになったある週、課題は、シーフード料理でした。
参加者の一人である60代の女性が、大きな白身魚をレモンとホイル焼きにしました。それを試食した他の有名シェフは、なんとこう言ったのです。
「tast like fishy」(魚臭い味がする)
私はTVに向かって叫んでました。「当たり前ジャン!魚なんだから魚の味はするでしょう!」
こちらの魚料理は、魚の臭みを消すためなのか、コッテリソースやハーブをたくさんかけて食べるのが一般的です。
塩だけで食べる人はいません。
さらに若い女性が、生きた伊勢えびを沸騰したお湯に入れました。私は、普通に見てました。
特に、なんの感情も生まれなかった訳です。
しかし!
ジャッジの有名レストランのシェフが彼女を批判したのです。
彼女の行為は伊勢えびに失礼だと、なんと残酷なことをするのか!と言うのです。
生きてる伊勢えびをそのまま料理するなんて、言語道断というようなことを言ってたと思います。
私は「え~?じゃ、どうやって料理するのよ?」と疑問符?
そんな、メチャクチャなジャッジをする人達が、この国では名の通った有名シェフってのが、面白い。
NZ恐るべし!
もちろんその人達はその日ふるい落とされました。
しかし、伊勢えびの彼女は、翌日の同TV局のゴールデンタイムの特集番組に登場しました。もちろんそのジャッジしたシェフと共に・・・・
彼らを紹介するために、名前が字幕で出ました。
シェフは名前とトップシェフの肩書き。
彼女は、名前と「Creyfish assassin」日本語訳にすると「伊勢えび暗殺者」と紹介されていました(爆笑)
その番組の中で、シェフは伊勢えびは冷凍庫でゆっくり眠るのを待って、その後調理するか、ナイフで一刺し、一瞬で殺してから、調理すべきと言っています。それが伊勢えびに対しての尊敬の念であると。
そして、その場で実践しナイフで刺し、これで彼はもう死んだと言ってます、しかし、番組が終了するまでなお、伊勢えびはまな板の上で動いているのです(笑)
これも残酷なお話です。わざとにカメラはその動いてる様をアップで撮ってましたねあれは(笑)
さらに、頭を切ってしまっているので、味噌とか食べられなくなってるのでは???
彼はまた、日本の札幌でうなぎを生きたまま皮を剥いでいたのをみたけど、それは、全く持ってよくないことだとも言ってます。
一番美味しい方法で全てを無駄なく食べてあげることこそ、尊敬の念であると教育されてきた私達からしてみると、ばかばかしい。
もちろん、世界の中で正しい、料理法は彼女の方です。
この番組が放送された理由としては、賛否両論あったからだと思います。
私達からは考えられない事ですが、多くの人が、「沸騰したお湯に生きたまま入れるなんて残酷~」って思ったのです。
私個人の意見ですが、結局は殺して食べてしまうのですから、その方法はどれでも結果は同じではないか?それなら美味しく食べたい。私達は皆暗殺者であるのだから。
英語ですが、興味のある方は見てみてください。
英語の勉強にもなりますよ~♪そして、この英語を理解できた方は、爆笑できるはずです。
http://www.stuff.co.nz/entertainment/tv/3541983/Crayfish-outcry-over-Masterchef-NZ
左のcreyfishの映像をクリックすると、その特集番組が見れます。
何も写真がないので、今週作った私の料理です。
先日友人宅で食べた、料理を真似て作ってみました。
野菜とカニかまの寒天寄せです。

Posted by ごーいんぐ at 09:01│Comments(10)
│美味しい食卓
この記事へのコメント
料理の味に関しては何とも言えないなぁ〜。人それぞれ味覚が違うんだし、好みも違うんだし…。だから自分が食べるまでは美味しいかどうか信じてない。でも大概の物は美味しく頂ける自分が嬉しい。
料理の仕方ね、流石自己主張しまくりの海外勢っていう感じでしょうかね?冷凍するのもきっと凍えているんだし、一瞬で刺すって言ったって、「ブスッ」だしね。自分の都合のいいように考え過ぎだよね。
料理の仕方ね、流石自己主張しまくりの海外勢っていう感じでしょうかね?冷凍するのもきっと凍えているんだし、一瞬で刺すって言ったって、「ブスッ」だしね。自分の都合のいいように考え過ぎだよね。
Posted by 常滑菌 at 2010年05月11日 13:09
常滑菌マン
映像見た?頭を包丁で切り割るその方法もなかなか残酷なんだよね。
もし自分だったら、寒いの嫌いだし、凍死は嫌かな。
常滑菌マンには今回アップした料理の写真をよ~く見て欲しかった。
二人で料理本を見ながら、料理の写真の撮り方を研究中なのだ。
今年、NZに来るなら、是非伝授してほしいものです。
映像見た?頭を包丁で切り割るその方法もなかなか残酷なんだよね。
もし自分だったら、寒いの嫌いだし、凍死は嫌かな。
常滑菌マンには今回アップした料理の写真をよ~く見て欲しかった。
二人で料理本を見ながら、料理の写真の撮り方を研究中なのだ。
今年、NZに来るなら、是非伝授してほしいものです。
Posted by ごーいんぐ at 2010年05月11日 17:22
写真ね、もう少し白を強くして明るく見える方が美味しそうに、キレイに見えると思うんだけど…。アングルは、良いんでないでしょうか。皿の向こうのテーブルクロスは余分な気がしますが。
Posted by 常滑菌 at 2010年05月11日 17:50
なんともコメントのしようがないなぁ。
俺の信条は「自分で食うものは自分で殺す」
つまりビーフステーキを食いたかったら自分でバラセ。鳥なら自分でシメロ。
野菜は自分で引っこ抜け(時には泥棒・・・かもしれん)
自分で何も出来ないくせに どこそこの牛はうまい魚はどうだ ってコメントしてる評論家は大嫌いだ。
NZでは客をもてなすのに「どの羊がいい?」と客に羊の群れを指差すってのをきいたことがあるけどそーでもないのかなぁ?というか羊を殺すのは残酷だという範疇に入ってないのか?
アメリカでは鶏肉を販売してるメーカーが動物愛護団体から訴えられたという映画だかなんだかを見たけど料理したり食ったりするのはかまわんけど動物を殺してそれを収入にしてるのは許せんらしい。
ようするに金でものが手に入るようになるとそういう発想もありなのかね?
まぁともかく自分で殺した獲物はだれにもあげたり売ったりせずに自分で食って排泄した肥料は水に流したりせずにちゃんと肥料として畑にまきましょう。
俺の信条は「自分で食うものは自分で殺す」
つまりビーフステーキを食いたかったら自分でバラセ。鳥なら自分でシメロ。
野菜は自分で引っこ抜け(時には泥棒・・・かもしれん)
自分で何も出来ないくせに どこそこの牛はうまい魚はどうだ ってコメントしてる評論家は大嫌いだ。
NZでは客をもてなすのに「どの羊がいい?」と客に羊の群れを指差すってのをきいたことがあるけどそーでもないのかなぁ?というか羊を殺すのは残酷だという範疇に入ってないのか?
アメリカでは鶏肉を販売してるメーカーが動物愛護団体から訴えられたという映画だかなんだかを見たけど料理したり食ったりするのはかまわんけど動物を殺してそれを収入にしてるのは許せんらしい。
ようするに金でものが手に入るようになるとそういう発想もありなのかね?
まぁともかく自分で殺した獲物はだれにもあげたり売ったりせずに自分で食って排泄した肥料は水に流したりせずにちゃんと肥料として畑にまきましょう。
Posted by Daniel at 2010年05月11日 19:35
異文化というのか決してわかりあえない壁がありますよね。
私たちもスイス人の義弟に日本人の魚に対する態度は残酷だと言われた事があります。
でも彼らが牛を食べるのにはなんら抵抗はないらしい。
彼が言うには、いつまでも動いているのを食べるのは残酷にうつるらしい。
気まずいので、彼とは魚の話はしないようにしてるの~
だって決してわかりあえないんだもん!
私たちもスイス人の義弟に日本人の魚に対する態度は残酷だと言われた事があります。
でも彼らが牛を食べるのにはなんら抵抗はないらしい。
彼が言うには、いつまでも動いているのを食べるのは残酷にうつるらしい。
気まずいので、彼とは魚の話はしないようにしてるの~
だって決してわかりあえないんだもん!
Posted by flower-ring at 2010年05月12日 12:48
Danielさん
いろんな意見があって面白いですね。
この国は農業国です。
羊を育て、それを肉にして、お金にします。
シカ、鶏、豚ももちろんです。
もちろんイングランド同様ハンティングも盛んです。
もしかしたら、私が知らないだけで、それらもその方達なりの納得のいく殺し方をしてるかもしれません。
でも、食べる部分がものすごく限られているんですよ。
鶏肉は好きだけど、鶏の皮なんて、見るのも触るのも気持ち悪い!
スーパーマーケットでは皮を取った状態で売っています。
魚は美味しいけど、家では料理してもらいたくない。
家が魚臭くなるからって人がたくさんいます。
臓物類もほとんど売ってませんよ。
鶏皮を食べれるとか、臓物だけの鍋物があるって言ったら、「うっ!」って手で口を押さえられましたよ。
生卵については言ったことないけど間違いなく、嫌な反応が戻ってくることでしょう!
ただ皆育った、環境の差なんだとなぁ~思います。
いろんな意見があって面白いですね。
この国は農業国です。
羊を育て、それを肉にして、お金にします。
シカ、鶏、豚ももちろんです。
もちろんイングランド同様ハンティングも盛んです。
もしかしたら、私が知らないだけで、それらもその方達なりの納得のいく殺し方をしてるかもしれません。
でも、食べる部分がものすごく限られているんですよ。
鶏肉は好きだけど、鶏の皮なんて、見るのも触るのも気持ち悪い!
スーパーマーケットでは皮を取った状態で売っています。
魚は美味しいけど、家では料理してもらいたくない。
家が魚臭くなるからって人がたくさんいます。
臓物類もほとんど売ってませんよ。
鶏皮を食べれるとか、臓物だけの鍋物があるって言ったら、「うっ!」って手で口を押さえられましたよ。
生卵については言ったことないけど間違いなく、嫌な反応が戻ってくることでしょう!
ただ皆育った、環境の差なんだとなぁ~思います。
Posted by ごーいんぐ at 2010年05月12日 16:26
常滑菌マン
確かに明るいほうが美味しく見えるね。
ありがとう。
今度はいつになるか分からんけど、背景も考えてみる。
確かに明るいほうが美味しく見えるね。
ありがとう。
今度はいつになるか分からんけど、背景も考えてみる。
Posted by ごーいんぐ at 2010年05月12日 16:28
Flower-ringさん
やっぱり、そうでしたか。
私の友人のダンナ様も白人系ヨーロピアン。
日本食大好き、魚大好き、魚釣りも大好き。
でも、伊勢えびを生きたまま沸騰したお湯に入れるのは残酷だって言ってたそうです。
鯨問題もそうですが、いろいろと気まずい話題があるよね。
TVでトップニュースになっても新聞の一面になっても、鯨の話は決して誰も私にしてこないの。
それが、怖い・・・
日本人は鯨を食べるのを止められないって新聞に書いてあるんだ。
でも、実際には私の地方では、「今晩は鯨~♪」って言ってる人に会ったことない。
多くの日本人にとって鯨は料理のレパートリーに入ってないんてこと言えないし・・・
きっと分かり合えないから話し合いたくない話題だわ~
やっぱり、そうでしたか。
私の友人のダンナ様も白人系ヨーロピアン。
日本食大好き、魚大好き、魚釣りも大好き。
でも、伊勢えびを生きたまま沸騰したお湯に入れるのは残酷だって言ってたそうです。
鯨問題もそうですが、いろいろと気まずい話題があるよね。
TVでトップニュースになっても新聞の一面になっても、鯨の話は決して誰も私にしてこないの。
それが、怖い・・・
日本人は鯨を食べるのを止められないって新聞に書いてあるんだ。
でも、実際には私の地方では、「今晩は鯨~♪」って言ってる人に会ったことない。
多くの日本人にとって鯨は料理のレパートリーに入ってないんてこと言えないし・・・
きっと分かり合えないから話し合いたくない話題だわ~
Posted by ごーいんぐ at 2010年05月12日 16:38
久々に参りましたら、ご~いんぐサンも休んでたんですね
国が違うと色々な感じ方があるんだね
面白い
議論するのは避けたいですが(笑)
だってそぅいぅ食べ方が好きなんだも~ん

国が違うと色々な感じ方があるんだね
面白い

議論するのは避けたいですが(笑)
だってそぅいぅ食べ方が好きなんだも~ん


Posted by しな at 2010年05月20日 16:44
しなちゃん
久々のコメントありがとう。
面白いでしょう!
こういうの結構楽しいよ。
海苔の話でも面白いのがあるんだ~
今回の帰国期間中で、しなちゃんの暇な時間があれば、また遊びにおいで~
久々のコメントありがとう。
面白いでしょう!
こういうの結構楽しいよ。
海苔の話でも面白いのがあるんだ~
今回の帰国期間中で、しなちゃんの暇な時間があれば、また遊びにおいで~
Posted by ごーいんぐ at 2010年05月21日 14:19
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